tonlé

9 Expectation
10 ethical
9.5

カンボジア発、最も有名なエシカルアパレルブランドtonlé。カラフルで着心地の良さそうに見える衣類はデザインもユニークで面白い。しかし、このブランドは可愛いだけではない。廃棄物ゼロプロジェクトを掲げ、大規模な工場から排出され廃棄物となるはずだった切れ端などをリサイクル生地としてオリジナルデザインに使用するという革新的なアイデアを生み出した。

Rachel-23 copyこのブランドを立ち上げたのはアメリカ人のRachel Faller。

2008年にフルブライトプログラムによってカンボジアに移住。フェアトレードと環境に配慮した持続可能な生産について研究をしていた彼女は、社会的問題解決をサポートしていくには、持続可能なビジネスとともにあることが必要不可欠だと感じ、アパレルブランド Keok’jayを立ち上げた。徐々にカンボジアファッション界のリーダーとして国際的に認知されはじめた彼女は、2010年LAファッションウィークに選出され参加。CNNやフォーブスなど数々のメディアに取り上げられる。

2013年、Keok’jayは5年間で30人のスタッフを抱えるまでの順調な成長を遂げ、エシカルなコンセプトと環境に配慮した持続可能な生産性をそのままに、更に洗練され成熟されたブランドになる為、Keok’jayからtonléへとブランド名を変更しスタートした。

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全てにおいて公平性と透明性を重視するRachel は、スタッフに対しても公正な労働と賃金を提供することを大切にしている。「一緒に働くスタッフの中には様々な事情を抱えながら働く人もいます。しかし、ここで一緒に働くことに彼女たちのバックグラウンドは関係ない。私達が助けているのではなく、大事なのは彼女達がより多くの成功体験を重ねていく中で自分の生活を自発的に改善していることです。彼女たちが素晴らしい仕事をするから公正な賃金を払い、tonléはより良い製品を作っていく。」

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今後は、ウェブ上にワークショップでの仕事の様子やスタッフの紹介などを積極的に載せ、作り手の思いをもっと消費者に広く伝わることを目指して行きたい。その狙いは、自分たちのプロダクトを通してサプライチェーンの両極端にいる人々(提供する作り手と商品を手に取る消費者)を強く繋ぐこと。

「私達ができることは廃棄物の削減、環境問題にコミットしていくこと。しかし、私達はそれを一人で行うことは出来ない。世界はより狭くなり、一人一人はより深く繋がれる環境にある。消費者が衣類を必要としているのと同じくらいに、作り手も多くの力を必要としている。是非、皆さんに参加して頂ければ嬉しいです。」

tonléが毎年リサイクル生地を使い、廃棄物ゼロプロジェクトを実行することにより環境保護しているもの。

埋立地に捨てられるはずだった布10,000 kg
大気中へ排出される二酸化炭素70,000 kg削減
農薬200kgを含んだ水46,266,600ガロン

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2014年現在tonléは、プノンペンとシェムリアップにブティックを2店舗構え、プノンペンにある3箇所のワークショップでは50名のスタッフが働いている。6カ国でのオンライン販売を開始し、tonléの人気は着実に成長している。

tonléは、2014年10月20日、米国のクラウドファンディングkickstarterに参加。開始わずか4日間で目標金額の$10,000を超える金額を調達しました。2014年11月14日までプロジェクト進行中なので、是非ご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/520983811/tonle-zero-waste-fair-fashion

products photo by David Collins
http://www.davidcollinsphotography.com 

tonlé
Flagship Boutique
023210945
corner of St.110 and Sisowath Quay (Riverside),Phnom Penh,Cambodia

Siem Reap
012415989
Three Seasons,in the Lane behind Pub Street,Siem Reap, Cambodia

http://www.tonledesign.com
https://www.facebook.com/tonledesign